Xenon XP 195xHDでDPMを読み取り
AR-01/AR-02は、イメージャエンジンへの光を調整することで通常では読み取りが難しいDPMを読み取りやすくするアタッチメントです。
Xenon XP 195xシリーズのHD(高解像度)モデル専用のオプションです。
- ダイレクトパーツマーキング(DPM)とは
- DPMは製品自体にコードを印字/刻印されたものです。DPMは熱や油、洗浄などの化学処理にさらされる厳しい環境や製造工程において、製造管理やトレーサビリティを確保するため利用されます。
- 一般的な紙に印字されるコードと異なり、セルがドット形状であったり、コントラスト差が小さかったり、金属面などの反射の影響などがあるため、通常のリーダでは読み取りが難しいものになります。
主なDPM
-
鏡面
打刻マーキング -
鋳肌
打刻マーキング -
梨地
レーザマーキング -
ICパッケージ
レーザマーキング -
ヘアライン
レーザマーキング -
鋳肌
インクジェットマーキング
特長
AR-01:ローアングル照明型
金属面などにドットピンマーキングやレーザーマーキングで印字されたDPMコードに有効です。
AR-02:同軸照明型
ガラス基板やプリント基板にエッチングなどで形成されたDPMコードに有効です。
取り付け方法
- 取り付け方法は「AR-01」「AR-02」ともに同じです。
Step1.
Cレンズユニットのシール剥離紙をはがし、「Xenon 195x」にCレンズユニットを貼り付けます。
Cレンズユニット上下/裏表がありますので、向きを確認してください。
注意:Cレンズユニットは貼り付け後は、取り外せません。
Step2.
固定バンドを本体両側の溝にはめ込みます。
固定バンドには上下がありますので、向きに注意してください。
本体はシリアルラベル面が下になります。
Step3.
本体を「Xenon 195x」のスキャンウィンドウにはめ合わせてから固定バンドを後ろ側に引っ張り、「Xenon 195x」のグリップの付け根の凹みに固定バンドの下側を掛けます。
本体はシリアルラベルが下になるように「Xenon 195x」のスキャンウィンドウにはめてください。
Step4.
固定バンドを「Xenon XP 195x」の図の位置になるように整えます。
LEDインジケータ全体を隠さないようにしてください。
型番
型番:AR-01-195X(ローアングル照明型)
セット内容
- ローアングル照明型 DPMアタッチメント
- Cレンズ ユニット(195xHD用)
- 固定バンド
- ドキュメント
型番 | 仕様 |
---|---|
AR-01-195X | ローアングル照明型 DPMアタッチメント(195xHD用 FCLA-01-100付) |
型番:AR-02-195X(同軸照明型)
セット内容
- 同軸照明型DPMアタッチメント
- Cレンズ ユニット(195xHD用)
- 固定バンド
- ドキュメント
型番 | 仕様 |
---|---|
AR-02-195X | 同軸照明型 DPMアタッチメント(195xHD用 FCLA-01-100付) |
オプション
-
Cレンズ ユニット
型番 | 仕様 |
---|---|
FCLA-01-100 (※) | Cレンズ ユニット(195xHD用) |
※ | Xenon 190xのHDモデルで使用していたAR-01/02を使用する場合にお求めください。 |
AR-01/02調光アタッチメント
対応端末
全てHDモデルが対象になります。
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※ 改良の為、予告無く外観・仕様を変更する場合があります。
※ 各製品名・社名は該当各社の商標又は登録商標です。