二次元コードとは

バーコードと何が違うの? 種類はあるの?

バーコードと二次元コードの違い


二次元コード(2Dコード)は縦(垂直)・横(水平)のニ方向で情報を格納し、バーコード(1次元コード/1Dコード)と比べて小さな印字面積で非常に大きな情報を持たせることができます。

バーコードに使われる商品番号のような桁数の少ない文字列だけでなく、WEBページのURLや日本語などを格納することも可能です。 (※1)

※1: 日本語の出力には対応した二次元コードスキャナが必要です。

二次元コードの種類


二次元コードはQRコードだけではありません。
QRコード以外も各業界で様々な二次元コードが利用されてきました。
ここでは代表的な二次元コードを紹介します。

QRコード

キュウアールコード
マトリクス型
キャラクタ・セット 数字、アルファベット、漢字/カナ/ひらがな、記号、バイナリ、制御コードなど
主な特長 大容量データ
主な用途 製造業・流通業・決済サービス・広告・など
規格
  • ISO
  • AIM(ITS)

DataMatrix

データマトリックス
マトリクス型
キャラクタ・セット 数字、アルファベット、記号、バイナリ、制御コードなど
主な特長 省スペース
主な用途 FA業界
トレーサビリティ
規格
  • ISO
  • AIM(ISS)

PDF417

ピーディーエフ 417
スタック型
キャラクタ・セット 数字、アルファベット、記号、バイナリ、制御コードなど
主な特長 大容量データ
主な用途 航空業界
医療業界など
規格
  • ISO
  • AIM(USS)

気軽にお問い合わせください

この他にも様々な2次元コードがあります。

WELCOMでは、「読み取りコード」「作業現場」「利用方法」などに合わせて、業務に合った製品をご案内できますので、気軽にお問い合わせください。

製品のお問合せ

二次元コードスキャナ


二次元コードは二次元コードスキャナ(リーダ)/エリアイメージャで読み取れます。
バーコードスキャナ(リーダ)/リニアイメージャで二次元コードは読み取れませんが、二次元コードスキャナはバーコードも読み取りできます。

スマホの
QRコード/バーコードスキャナアプリ

スマートフォンのカメラでバーコードや二次元コードをデコードするアプリは手軽に使えますが、 二次元コードやバーコード読み取りに特化して開発されている二次元コードスキャナと比較するとデコードに時間がかかります。

二次元コード/バーコード読み取り作業が多い場合は専用の二次元コードスキャナや二次元コードスキャナを搭載したハンディターミナルを利用した方が業務効率が高まります。

※:一部のスキャナメーカからは、高速読取可能な高性能の二次元コード/バーコードコードデコードアプリも販売されています。


その他の二次元コードスキャナ